その先に働いている人がいる

「お金にも働いてもらう」と、よく言われますが、株式投資はその会社で一生懸命働いている人がいるからこその投資の醍醐味がある。

そういった投資のスタンスや基軸を見失えばギャンブルになってしまいます。

「子どもが勤めるなら」という基準で、長期成長に期待できる。そんな会社を紹介してゆきたいと思います。

金融の入り口は

銀行や証券会社はお店の削減を進めている。これからさらにお客さんとの接点はネット上になり、店舗が重荷になり、過去の遺産になってゆくでしょうね。空中店舗にして賃料を押さえたり、広さを確保したり取り組みをしているところもあります。

 

その点では流通系の金融機関の方がお客様の身近に接点があるので強いですよね

 

一喜一憂しない

「大幅下落」とかテレビや新聞は耳目を集めるために過激な表現が目立ちます。でも何をもって「大幅」としているのでしょうか?

日経平均は二万円代なのだから、上下の幅が広くなるのは当たり前です。メディアに踊らされることなく、上下に一喜一憂する必要はありません。

 

最近はつみたてNISAや401Kなど制度が整って、自然と一喜一憂せずに、投資が出来るようになりましたね。

相場は読めない

約20年証券会社に勤めていても、相場の動きはなかなか読めません。相場の動きを読むことは『無理』という結論にたどり着きました。

昔から言われていますが、やっぱり投資の王道は「積立」です。人間の邪念を排することが出来るからです。

 

最初の気持ちを忘れない

買う時は「長期投資」とか、「将来有望な会社だから」と思って投資したはずなのに、下落局面では弱気になったり、時間軸を忘れて慌てて狼狽売りしまうんですよね。

 

さわかみ投信の澤上さんがセミナーで、「好きなブランドのバーゲンなら買うでしょう?投資も同じ、良い会社なら安くなったらバーゲンだと思って買う。」

消費と投資で行動が異なってしまうんですよね。

金融とは

「真の投資行為とは、詐欺まがいでも、打ち出の小槌でもなく、身近な日常の営みの一つ」

2019年1月17日 日経新聞 馬渕治好さん

 

お客様の大切なお金を博打みたいに賭けてしまう取引や、そんな取引をさせる証券会社が多かったと思います。

欲張らない投資が、投資が特別の事ではなく、日常の姿になってゆくと思っています